外国人労働者の日本語学校卒業後の就労ビザ



日本語学校卒業後に就労ビザは取れるのか?

 本国で大学を卒業し学位を持っている者以外は、日本語学校を卒業するだけでは就労ビザは許可されません。上記の日本語能力試験がN1だったとしてもです。卒業後に大学などの進学するか、外国で海外取引業務を3年以上経験しなければなりません。


日本語学校で学んだ後の就労ビザ許可の可否

  • 本国または第三国で学位取得→日本に留学し日本語学校で学ぶ〇
  • 本国の高校を卒業→日本に留学し日本語学校を卒業する×
  • 本国の高校を卒業→日本語学校を卒業後、大学に進学後学位を取得する〇
  • 本国で3年間通訳業務に携わる→日本語学校を卒業する〇


日本語学校で学んだことの評価

 学位を持ったものでも、必ず就労ビザが許可されるわけではありません。日本語でのコミュニケーション能力が求められる業務では、日本語学校を卒業したことは就労ビザの審査において積極的に評価されます。しかし、日本語学校留学生がアルバイトばかりして、勉学を疎かにしているケース散見されますので、出席率や成績表なども提出することを求められます。


日本語学校卒業生の就労ビザ事例

事例1:本国で学位取得済み

 中国湖北省出身のCさんは中国の大学工学部を卒業後、造船設計の仕事に携わっていました。Cさんは進んだ日本の造船技術を理解するため、会社を辞め日本語を学ぶために日本に留学しました。
 日本で暮らし始めたCさんは日本文化に接し、工業や科学技術だけでなく伝統建築や四季のある季節にすっかり魅了され日本で暮らしていきたいと考えるようになりました。Cさんは日本語学校卒業を待たず、就職活動を開始し、自動車部品製造の会社に就職が内定しました。出入国在留管理局に「留学」から「技術・人文知識・国際業務」への変更許可申請をしました。中国ではCADオペレーションに携わっていたこともあり、設計業務に従事するとの申請内容で就労ビザが許可されました。直ぐに日本語学校は退学しました。

事例2:アルバイト先会社がが採用したい

 ベトナム人留学生H君をアルバイトとして雇っていた食品加工会社のM社は、H君の働きぶりに感心し、H君が日本語学校卒業後に正社員として採用したいと考えました。しかし、H君は本国でも高校しか卒業していませんでした。就労ビザの要件として学歴が満たされていなかったので出入国在留管理局での申請は叶いません。専門学校か大学に進学するための親元からの仕送りも見込めず、断念するしかありませんでした。H君はM社から惜しまれつつ、日本語学校卒業後、ベトナムに帰国しました。

事例3:本国で実務経験有り

 台湾人のPさんは高校卒業後に商社で勤めていました。日本との取引を担当するようになり、独学で覚えて日本語を駆使し翻訳通訳業務に従事しました。三年経過後貯金も貯まったので、さらなるスキルアップを目指し、日本に留学することにしました。
 日本語学校で学んだPさんは積極的に日本語能力試験を受験し、N1を取得しました。日本語学校卒業に際し、台湾には戻らず日本での就職を希望し、中古車輸出業者に採用の内定をもらいました。出入国在留管理局での申請には学歴要件は満たしませんでしたが、実務経験3年以上の基準を満たしていたため、就労ビザへの変更は認められました。






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